こんばんは。
やなせです。
10/29は県の皮膚科講習会に
横浜市立大学の新教授に就任された山口由衣教授がおいででご講演いただきまして
改めて勉強になりました。
復習しました。
5年ほど昔に(2017/12)市民の方むけに膠原病講演会をしたときに
一度まとめた内容をあらためてupdateさせていただきました。
以下、5年前に発表したスライドと、
このたびの復習を加えたスライドを添付します。
自分用のまとめです。
しかし山口教授は凄い数の論文を書いてらっしゃって尊敬します。
私は発表は好きなんですが論文化がニガテで・・
もっと積極的にやってればよかったです。さて、まとめます。
まずは膠原病とは何か、から。
問題はdcSScのぐぐっと皮膚効果が悪くなる時期に
機を逸さずして治療に入れるかどうかだということ、
それ以降ピークを越えれば徐々に改善するため有意に改善する薬剤の特定をすることが難しいとおっしゃっていました。
これは以前東京大学皮膚科の佐藤伸一教授もおっしゃっていました。
mRSSのスコアのとり方・・・
これは僕も感覚的に行ってるのですが、同一の評価者が続けてスコアを取ることが重要と
そのスコアの取り方もコツがあるとお聞きしました。
SScにMTXは効果があるのではないかと以前から思っていたのですが
ガイドラインでは2Dで積極的に推奨されないのかなと思っていたのです。
このたび復習してみてMTXはありだなと思いました。
このたびの復習には以下の文献を参考にしました。
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/1372907289_3.pdf
https://chuo.kcho.jp/app/wp-content/uploads/2022/03/Dr_Sumitomo_34.pdf
https://pro.boehringer-ingelheim.com/jp/sites/default/files/2021-03/202103_ofe_01.pdf
強皮症の治療-皮膚科学会の2016年の診療ガイドラインを参考に- - 独立行政法人国立病院機構 宇多野病院
https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/125/5/125_1001/_pdf
そういえば、以前のブログで触れた内容で
youtubeに発表内容がupされると告知したのですが
いつのまにかアップされていました(笑)
知らなかった・・・
自分がyoutubeで話しているのなんかウケますね。。。かなり恥ずいです。
(といいつつ)もしお時間が許せばご覧ください。
自分のサ行の発声が〝sh〟になってて〝イキっとる〟ように思いました。。。
あと、もっと声はらんといけんですね。今後注意します。
ではでは・・・おやすみなさい。
免責事項:上記内容は筆者の各文献資料のまとめによりますが筆者の私見によります、実際の使用にあたっては主治医の先生の判断を仰いでくださいますようお願いします
適宜筆者判断で内容は改訂いたします