もう先週の2/21になりますが
和歌山県立医大の膠原病と血管腫の専門でいらっしゃる神人(じんにん)教授が
広島にお見えになり勉強会がありましたので(すごいく高貴なお名前ですね)
乳児血管腫について復習してみます。
そのかわいらしい名前とは裏腹に
一部の患者さんではその機能予後を著しく損ねる疾患でした。
現在は素晴らしい治療が確立しており
いまであれば〝どのタイミングで〟〝どのような症例〟が
積極治療の適応になるか、という見極めが
このご病気に当たった医師に必要となっています。
興味深いことに
「1歳半ばまでに急速に大きくなり」
「急速にしぼんでいく」
疾患であったので以前であれば〝Wait and See〟(待って様子を見ましょう)
という治療ポリシーでした。
ところが、瘢痕とか皮膚のたるみなどを残すこと
とくに顔面や口の周りにできた場合哺乳に問題をきたす場合があるなど
問題となる場合は多々ありました。
現在はβブロッカー(プロプラノロール;ヘマンジオル®シロップ)という治療薬が
適応となっており、この疾患の患児に素晴らしい有効性を認めています。
以下、まとめています。
とくに、本剤の治療は小児科医により心機能を評価しながら投薬する必要があるため
小児科と連携した治療が必須となります。
以上です✨
instaにもupしたんですけど
きょうはなにか画像が荒くなってしまいました・・・?
なぜだろ?
ではでは・・・明日から頑張ります✌