Yanase Derma’s Diary

皮ふ科専門医による皮ふ疾患や論文などの紹介です。https://www.yanased.com/

【時事】風雲児、石丸伸二前市長は小池都知事を食うか!?【政治】

こんばんは。

 

あまり政治のことに言及するのはマズイかなとも思うのですが

石丸さんのことが好きなので書きます(笑)

 

 

いままさに明後日と迫った都知事選ですが、

 

現職の小池知事が8年間の都政運営を支持され再選となるか

議員であった連坊さんが獲るか

はたまた数年前まで無名だった

前職広島県安芸高田市長時代の風雲児、石丸伸二が都知事となるのか

目を離せない状況となってきました。

 

 

石丸伸二、安芸高田前市長は

以前より切り取り動画で、面白い人がいるなぁと興味深くみていたのですが

まさか本当に都知事選挙に出るとは思っていませんでした。

 

さすがに前職を破って無名で無党派、組織票のない候補者が

当選することはあるまいと思って、残念ですが

時期が早かろうと思って眺めていたのですが

ひょっとすると神風が吹くのではないかとワクワクしながら見守っています。

 

わたしも自身も、ハタチで選挙権を得てからというものの

わずか一票といえど

自分に与えられた権利は正当に行使せねばと

選挙前にはしっかりと分析をして投票したものですが

 

とはいえ所詮一票、

とりたてて興味のない立候補者に対して

いうなれば

「まだマシな候補者」を選んで投票する行動も

組織票でなければ自分の一票など無意味と考え最近は足が遠のいていました。

 

そこにきて、このたびの石丸候補は

きわめてまっとうで優秀な論理で歯切れよく、

都で立候補するにもかかわらず

「東京への集中、過密を排除」とか「政治屋の一掃」とか

 

およそ都の候補とは思えないことを訴えていて

これは凄いことだと思っています。

 

是非都民の皆さんで選挙権のあるかたは

曇りなき眼で候補者をえらび

サンクチュアリ池上遼一 ・・・ 若い人は知らんよね

 

と渡海さんのようなことをおもうわけです(失礼!)

 

 

いしまるさんは素晴らしい思想と政治理念を持つ方なのですが

いかんせんきわめて論理的で相手を追い込むようなやりかたで

対立を生む構図は

 

その論理は全うで的を射ており劇場型のショーとしては面白いのですが

あまり正しいことを言いすぎていて

「人を動かす」という観点からも「敵を作る」やりかたは

いささかやりすぎでないかなと思ってみておりました。

 

かつての大阪府知事の橋下さんが

敵を徹底的にやり込めたやり方に似ていると個人的には思いました。

 

市長時代にいろいろな法案を理解されず 

副市長問題であるとか無印良品の誘致であるとか

さまざまな案を棄却された行政手腕は

政治はスタンドプレーではなく根回しが重要であることを示していると思います。

 

もし奇跡的に都政運営を任されることになった暁には

なんとか周りを味方につけ 敵を取り込み 上手に立ち回る政治をおこない

日本をよくしてくれるよう願ってやみません。

 

ほかにも田母神さんとか内海聡さんとか桜井誠さんとか

興味深い候補もたくさんいるのですが

いずれにしても政治を通して日本が良くなる方向に舵を切っていける方に

都民の皆さまは東京都政を任せていただき

ひいては日本の政治を大きく変えるうねりにつながることを願ってやみません。

 

ではでは・・・寝まーす

 

おやすみ – illust STAMPO (イラスト スタンポ)

 

追記)2024/7/9追記

開票開始0分で小池サンが当選確実となりがっかりしました・・・。

やはり日本では特に60代以降の中高年の多くが、「変化を嫌う」のか

「新たな情報の入手方法を知らない」のか「惰性を好む」のか判然としませんが

新たなムーブンメントの結果は大きな変化につながりませんでしたね。。。

やはり実績と知名度、そして組織票が重要であることが明らかとなりました。

小池さんの都政への評価を子細に観察すると様々な問題点が浮き彫りになるのですが

多数派の方は雰囲気や知名度で何となく投票されるのでしょうか・・?

 

とはいえ、石丸さんが二位につけたことで、若者を中心とした政治に無関心な

無党派層〟が、政治は私たち一人ひとりで作るものだ、

とう思いを抱いた方も多かったのではないかと、次の新たなうねりに期待します。

 

また、これまで日本の教育で「由らしむべし知らしむべからず」という教義があったのかどうか知りませんが、

教育に〝政治〟〝経済〟〝社会学〟など私たちの生活に直結した科目を教えず、

やれ多くの人にとって世の中にでて全くと言ってよいほど役に立たない

因数分解〟や〝物理化学生物〟〝微分積分〟など無意味な詰め込み教育の弊害は

戦後日本の愚民化政策ともいえる施策の

表れではないかと訝しみつつ嘆かわしく思うわけです。

 

日本が失われた30年を経て没落国家となりつつある現況を眺めても

未だに刹那的な一時的な享楽、快楽に現を抜かす

多くの人々がいることに対して心配になった次第です。。。

 

しかしこの度の都知事選挙は世間の耳目を集める、

次の新たな動きにつながる選挙となり、

次の更なる動きの序章になればよいなと心から感じます。

関係者みなさまにはお疲れさまでした、と頭が下がる思いです。