みなさんこんにちは🌤
今日もお疲れ様です🎵
さてさて、それはさておき
本日は「毛穴目立ち」の治療について。
みなさん、鼻の毛穴めだち、いわゆる〝イチゴ鼻 🍓〟や
ほっぺの毛穴目立ちにお悩みの方もおられるかもしれません。
当クリニックでは美容皮膚科も標榜しておりますので
もちろん毛穴の治療も行っています✨
● 美容液などを用いた治療
● レーザーなどの器具を用いた治療
の2種類があります💨
● 美容液治療として
❶ビタミンC
❷アゼライン酸
❸レチノイド
また、美容液を用いた専門治療としてセラピューティック があります。
● レーザーなどの器具を用いた治療として
❷レーザーフェイシャル
❸ダーマペン4
❹スキンボトックス
これらについてまとめていきます。
膨大になりそうな予感・・・!
❶外用VitC
毛穴から、美白、光保護、アンチエイジングまで!
ビタミンCの最も生物活性の高い形態であるL-アスコルビン酸は、
①抗酸化作用、②光保護作用、③アンチエイジング効果、④抗色素沈着作用
があります。 ある研究において、ビタミンCを再ヒト表皮の培養液に添加すると、大気汚染とUVA1に対する顕著な保護効果がみられたこと、また線維芽細胞の増殖、プロコラーゲン、コラーゲンVII、フィブリリン-1の発現を促進し、しわ防止効果が認められています。
ある実験では、使用開始後30日後までの間に、被験者全員(N=1360)の63%と64%が、それぞれ額のしわと目尻のしわの改善を経験しました。 肌の保湿性は被験者の67.3%で改善しました。 研究者と被験者の評価によると、肌の質感、肌の輝き、肌の老化の兆候、しわ、肌の色つや、毛穴は30日後までに著しく改善したと報告されています。
・以下の論文より引用改変
J Cosmet Dermatol. 2022 Sep; 21(9): 3910–3916.
❷アゼライン酸
毛穴づまりの解消、ニキビ・脂性肌の改善、美白、抗菌作用まで!
Azelaic acid Cureus. 2023 Jul; 15(7): e41796
アゼライン酸は、小麦、ライ麦、大麦などの穀物に天然に存在するジカルボン酸です。肝斑の治療においては、複数の作用機序が存在します 。 アゼライン酸はチロシナーゼ活性を抑制し、異常なメラノサイトの形成を減少させ、抗炎症特性を持つことが証明されており、肝斑治療の代替法として有望視されています [21-23]。
肝斑治療薬としてアゼライン酸とハイドロキノンへの関心が高まっているにもかかわらず、これらの薬の比較的有効性と安全性は包括的に調査されていません。いくつかのランダム化比較試験(RCT)では、アゼライン酸は肝斑の治療においてハイドロキノンよりも優れていることが示されています。アゼライン酸はチロシナーゼ活性を阻害することで異常なメラノサイトの形成を減少させ、また抗炎症作用も有しているため、肝斑治療の代替薬として有望視されています。
HQよりもAZAのほうが肝斑治療にはより好ましいというメタ解析の結果も・・・
Adv Dermatol Allergol 2023; XL (6): 716-724
AZAのもう一つの作用特性は、抗感染作用と抗炎症作用です。AZAは、抗アンドロゲン作用と抗脂漏作用がもたらさます。さらに細菌に対しても静菌作用を示し、AZAはC. acnesや表皮ブドウ球菌などに対して細菌のDNA合成の阻害に影響を与えます。
20%AZAのクリームは、0.05%トレチノインのクリームと同様に面ぽう性ざ瘡の治療に有効であり、AZAは局所レチノイドよりも局所副作用が少ないと報告されています。Picosseらによって発表された別の研究では、AZAはプラセボよりも、特に炎症性病変に対して有効であったと報告されています。
以前も記載しましたが、酒さやあからがおにもアゼラインは非常に有効です!
さらに、メラノーマの進行抑制もあるんです。なんちゅーくすりや・・・!
アゼライン酸はヒト悪性メラノサイトに対して抗増殖作用と細胞毒性作用があり、予備的な知見では皮膚悪性黒色腫の進行を阻止する可能性が示されている。
❸ レチノイド外用剤
はだの若返り、美肌、、、
あかん、
レチノイド(レチノール、トレチノインなど)は膨大過ぎる!
今日はここまでや!またインスタにもあげまっせ!(誰だ)
お疲れ様です・・・