おはようございます。
台風一過ですね。
広島は台風の直撃弾を食らったように思ったのですが
寝ている間に過ぎ去りました。
台風一過の意味を調べてみました。
台風一過(たいふういっか)とは、台風が過ぎ去ること、特に台風が過ぎ去って晴天となることおよびその状態を指す言葉である。また比喩的に、騒動が収まって落ち着いた状態となることにも用いる。
「台風」は「颱風」の書き換えである。「颱風」は、中央気象台長だった岡田武松が、英語typhoonの音訳で命名した。「一過」はさっと過ぎ去ることである。
今日がいい天気になればいいですね。
格言シリーズはまとめる必要がないので楽です。
昨日の「上善如水」は老子の格言です。
老子は「道」と「徳」とがその主張の核心らしいです、
一言でいえば「弱者の思想」で、
「社会的弱者の立場から激動する現実を凝視し現実を生きる英知を引き出した」
とされます。またまとめようかな。
本日は「孫氏」です。
「孫氏の兵法書」は有名ですがその中で説かれる
「戦略・戦術がいまでも有効性を持っている」から
現代でも人気があるようです。
その中からふたつ記します
(引用は昨日同様, 守屋洋:著 中国古典1日1話 です)。
1) 算多きものは勝ち、算少なきは勝たず
《多算勝, 少算不勝》
勝算は多いほうが勝ち、少ないほうが敗れる。
さらに「而るを況や算なきに於いてをや」とダメ押しをします。
つまり「勝算無きは戦うなかれ」と説きます。
日本人は勝算が五分でも戦いを挑んでしまう傾向が強いと筆者はいいます。
太平洋戦争にしてもそうですね。
戦うからには勝つ必要があります。
カイジにも“勝たなきゃ誰かの養分”という名言があります。
ちがった
ぼくも開業を予定していますが 勝ち負けではありませんが
やるからには勝たないとなりません。行き当たりばったりではなく
「算多くして」戦略的にやる必要があります。
2) 百戦百勝は善の善なるものに非ず
《百戦百勝非善之善者也》
老子は百戦百勝は最善の策といえないのだといいます。
つまり戦わずして勝つのが理想であって、
① 外交交渉によって相手の意図を封じ込める
② 謀略活動によって相手を内部から崩壊させる
ことが天下を取るためには必要だと説きます。
戦いには血を流しますし、相手を屈服させても憎しみは残ります。
みじめな勝利より賢明な敗北のほうがマシなのかもしれません。
若かりし頃、
東京の虎の門病院という病院で手術修行を積む機会をいただきました。
その、虎の門の大原國章部長が
「手術して取ることが絶対に良いわけじゃない。自然に消えるできものが相手なら
必ずしも手術は必要でない場合もある。戦わずして勝つのが最善なんだ。」
とおっしゃっていたのを今でも覚えています。
さて、今日はここまでにします・・・。
Endnote着手したいし論文も進めたい・・
ワープレへの移行も・・
ではでは・・・
そういえば今週
サルコイドーシスと壊疽性膿皮症という比較的まれな疾患に遭遇しました。
また時間あればまとめます。
ではでは・・・(二回目)